娘は、小さい頃からぜんそくで悩まされました。
中学生になった頃に、よくなったと思ったら、アトピーになってしまいました。
小児科のお医者様に言わせると、不思議なことだけれど、ぜんそくからアトピーになる子供は多いのだそうです。
私が考えるのに、長い間、使い続けた薬が、アトピーという形で外に出ているのかも知れないと思いました。
塗り薬を処方されましたが、眠っている時に、かきむしるのでなかなか良くなりません。
それで、しかたなく、お父さんのワイシャツの袖の先を縫い、夜、寝る時には、それを着せて、かきむしらないようにしました。
かわいそうでしたが、それが一番かもしれないと、お医者様にも言われました。
幸い、そのやり方で、かきむしることはやめて、だんだん良くなっていきました。
アトピーは水も、大切で、子供は、お風呂に入ったあとに、ぱぁっと、赤い発疹が出ていました。
しばらくすると消えるのですが、それはちょっとびっくりするくらいでした。
多分、水道水に含まれている塩素の影響もあるのでしょう。
除去できないかと、ずいぶん悩みました。
温泉に行っても、出来るときと、出来ないときがあり、まるで塩素の検知器みたいだねと笑うほどでした。
今は、もうすっかり健康になって、あの頃が嘘のように元気です。
本人は、きっとお父さんのワイシャツのことなんか覚えていないと思います。
でも、親子共に一生懸命にアトピーは水と闘った日々は、今はとてもいい思い出になっています。